働く「人」の声【新卒採用編③】

DX推進室 杉山 渓登(2019年新卒入社)

■入社の決め手は?

住商アーバン開発に入社した決め手は二つあります。一つ目は商業施設の開発から運営まで一気通貫で行っている点です。国内の商業PM会社では、グループ企業や外部のディベロッパーが開発した施設の運営を委託され開発には携われないケースがほとんどですが、住商アーバン開発では用地選定や施設コンセプトの策定など開発段階から事業に携わることができ魅力的だと感じました。
二つ目は地域に根差した商業施設を展開している点です。他ディベロッパーではパッケージ化されたSCを多数展開することが常套化していますが、住商アーバン開発では施設ごとに違ったコンセプトのSCを展開しています。これにより、地域の特性やニーズに沿った将来性の高い施設運営が継続できると感じて入社を決意しました。

■住商アーバン開発を一言で表すと?

『商業施設の総合ソリューションカンパニー』
長年常駐物件のPM業務やリーシング業務で培ってきたノウハウやネットワークを武器に、当社ではここ数年地方単館施設のコンサルティングやAM業務などにも事業の範囲を拡大しており、その規模は会社の一翼を担うまでに成長しています。人口減少やSCの飽和状態により今後の新規開発は難しい局面が予想されますが、コロナ渦を契機とした地方回帰により地方単館施設のマネージメント業務の需要は増加するものと推測されます。同業他社には無い強みを生かしてこれらの受託件数を確実に増やしていくことが今後の成長の鍵になると思います。

■入社後~現在の業務を教えて!

入社後は神奈川県横浜市にある商業施設「コレットマーレ」に配属され、サービス店舗の営業担当と業務・施設管理担当を任されました。営業担当では、日常的に行うヒヤリングをもとにしたレポーティング業務に加え、施設が開業以来の大規模リニューアルを実施していた時期であった為、新店舗の契約締結業務などを行いました。また、業務・施設管理担当としては月次精算レポートの作成や、リニューアルにより新規出店するテナントの開業工事に関わるスケジュールや各種制約を工事業者及びテナントと調整するなど、円滑に開業出来るよう調整役を担いました。入社3年目に現在所属しているDX推進室へ異動となり、事業所での経験を活かし社内の業務効率化・高度化を実現するための新規システム構築や導入に携わっています。

■仕事のやりがいや頑張ったことは?

主担当者として既存店の移転リニューアルに携わり、無事オープンを迎えた瞬間にやりがいを感じました。
コレットマーレ事業所に配属されて以来営業担当をしていたテナントが施設のリニューアルに併せて移転リニューアルすることになり、現店舗の原状回復交渉や新店舗のコンセプト策定の場面からプロジェクトに参画する機会がありました。プロジェクトが進行している真っ只中でコロナ渦になった為、難しいものとなりましたが、無事にオープンを迎え真新しい店舗を見た瞬間に非常に大きなやりがいを感じる事が出来ました。

■休みの日の過ごし方は?

入社したての頃に上司から「感受性の高い若いうちにいろいろな経験をした方が良い」と言われたことがきっかけで、休日は演劇や芸術鑑賞をしたり行ったことのない場所に旅行したりしています。また、旅行などにいった際は楽しみつつもその道中で各地の大型商業施設などへ赴き、テナント構成や販促イベントなどを見て勉強することも多いです(オンオフを切り替えると言いつつ仕事人間ですね(笑)。)楽しみながら仕事に役立つ知識も自然と増えるので効率がいいです。

■今後の夢・目標を教えて!

当社は何かモノを製造したり販売したりするのではなく、人材によって商業施設の価値を向上させるサービスを提供しています。ECが脅威となりつつある昨今に於いて、業界の競争を勝ち抜くには経営資源であるそれら人材を如何に効率よく配置するかが非常に重要ですが、一人一人の業務を効率化・高度化・自動化する事も併せて重要であると考えています。現在所属しているDX推進室は、業務効率化・高度化・自動化を推進する心臓、旗振り役です。事業所に所属していた時に感じていた「これが出来たらすごく楽なのにな」という心を忘れずに業務にあたり、より高品質な商業施設を運営を実現するためのソリューションを提供したいです。

■就職活動中の学生に送るメッセージ

就活お疲れ様です。就活をすると自分自身と何度も向き合わなければいけない為、辛いことも多々あると思います。そんな時は抱え込まずに周囲の人に遠慮なく弱音を吐いて相談したほうが良いと思います。相談する事で、客観的な発見もある事でしょう。いくら回り道をしてもいいので、10年20年先の未来の自分の為に踏ん張って妥協のない就活ができたら最高だと思います。